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UVレジン初心者さん🔰がやりがちシリコンモールド5つの間違い

みなさんこんにちは、こうやみです!
今回はシリコンモールドでやりがちな、5つの間違いについてまとめました。
ざっとまとめると、以下の内容になります。

  1. 色付きのモールドは使えない
  2. 一気にレジン液をたっぷり注がない
  3. 着色料を入れすぎない
  4. 一定方向から紫外線の光をあてない
  5. キレイに仕上げるには一工夫が必要

では詳しく解説していきます。
失敗をする前に、ぜひこの記事を参考にしてください!

色付きのモールドは使えない

まず、ひとつめのポイント。

UVレジンには、色付きのモールドは使えません。

そもそも、色付きのモールドってなに?

ピンクやホワイト、グレーといったように色のついたモールドを、色付きのモールドと呼んでいます。
では、色付きではないモールドとの違いは?
色がついていないモールドと色付きのモールドの決定的な違いは、透明度です。
色がついていないモールドには透明感があります。
たいして、色付きのモールドには透明感がありません。

なんで色付きのモールドは使えないの?

色付きのモールドは光を通さないからです。
なぜ光を通さないモールドは使いないのか?
レジン液は、紫外線の光を照射することで個体になる液体です。
つまり、紫外線の光があたらないと個体になりません。液体のままです。

とはいっても、表面は光を通します。
そのため、絶対に固まらないというわけではありません。
頑張って紫外線の光を照射すれば、ある程度固まってきます。
なのになぜ色付きのモールドが使えないと断言するのかというと、
色付きのモールドを使うと硬化不良になるからです。

硬化不良ってなに?

レジン液が、液体から個体になる現象を、硬化と呼びます。
この硬化するときに、なにかしらの不具合が出ることを硬化不良と呼びます。
硬化不良をおこすと

  • 表面だけ固まって中は液体のまま
  • 仲まで固まったけど、表面にベタつきが残った

なんてことになります。

なぜ色付きのモールドを使うと硬化不良になるの?

先述した通り、色付きのモールドのモールドは光を通しません。
そのため、上からしか紫外線の光をあてることができません。
上から紫外線の光を照射するだけでは、硬化に十分な紫外線の光があたりません。
紫外線の光が不足しているため、硬化不良になります。

結論。
硬化不良になるため、色付きのモールドは使えません。

じゃあ、どうすればいいの?

透明感のあるモールドを使用しましょう。

ちなみに、色付きのモールドは石鹸やキャンドルを作るときに使います。また、エポキシレジンでも色付きのモールドを使うことができます。

一気にレジン液をたっぷり注がない

ふたつめのポイント。

レジン液をたっぷりと注いで硬化すると、失敗します。
具体的に説明すると、硬化不良になります。

ひとつめのポイントでも述べましたが、レジン液は紫外線の光によって個体になる液体です。
つまり、紫外線の光が届かないと不具合が発生します。

シリコンモールドにレジン液を注ぐとき、たっぷりと注いでしまうと厚みがでます。
厚みがでると、紫外線の光が届きにくくなります。
その結果、硬化不良になります。

結論。
レジン液をたっぷり注ぐと硬化不良になります。

硬化不良にならないためには、どうすればいいの?

一度にたっぷり注ぐと硬化不良になる。
ではどうすればいいのか?
一度に注ぐのではなく、複数回にわけて注ぎます。
具体的に説明すると、厚みが5ミリ以上にならないように気を付けて以下の手順を繰り返します。

  1. シリコンモールドにレジン液を注ぐ
  2. 硬化する
  3. 硬化していることをよく確認する

シリコンモールドのフチいっぱいになるまで同じ作業を繰り返しましょう。

着色料の入れすぎ

みっつめのポイント。

着色料を入れすぎると、失敗します。
具体的に説明すると、硬化不良になります。
そう、硬化不良。
ひとつめ、ふたつめと同じ理由です。
レジンでは、この硬化不良を防ぐことが成功への近道です。

着色料を入れすぎると、どうして硬化不良になるの?

着色料を入れれば入れるほど、不透明になってきます。
不透明になるということは、紫外線の光が届かなくなります。
紫外線の光が届かなくなると硬化不良になります。

着色料だけでなく、封入素材を入れすぎても同じように硬化不良になります。

封入素材ってなに?

封入素材とは、ラメやパール顔料、ホログラムやドライフラワー、メタルパーツ…レジンに封入できる資材全般を指します。
封入素材には透明のものも、不透明のものもあります。
特に気を付けなれればならないのが不透明のものです。
理由は今までたっぷり語ってきたので省きます
しかし、透明感のあるものならたっぷり入れても大丈夫!…というわけではありません。

たとえ透明感のある資材でも、入れれば入れるほど光は届きにくくなります。
不透明の資材に比べればマシですが、透明感のある資材でも入れすぎには気を付けましょう。

一定方向から紫外線の光をあてない

よっつめのポイント。

紫外線の光を照射するとき、一定方向から紫外線を照射すると失敗します。

理由は今までと同じです。
そう、硬化不良。
一定方向から紫外線の光をあてると、硬化不良になります。
さらに、光の照射量がかたよると不具合が発生します。
具体的に説明すると、シワがよったり気泡が発生します。

なぜ一定方向から紫外線の光をあてると、硬化不良になるの?

一定方向から紫外線を照射すると、紫外線の光が届きにくい箇所が出てきます。
そのせいで、硬化不良になります。
ではどうすればいいのかというと、シリコンモールドをひっくり返して裏面からも紫外線を照射しましょう。
とくにダイソーやセリアのシリコンモールドは裏面が硬化しにくいので、必ず裏面からも紫外線を照射します。

キレイに仕上げるコツ

よっつのポイントを守れば、失敗する可能性をグッと減らすことができます。
そこでいつつめのポイントでは、完成度を高めるポイントをご紹介します。

キレイに仕上げるコツとは?

ズバリ、モールドからはずした後、表面をコーティングします。

シリコンモールドで制作すると、どうしても表面が曇ってしまいます。
その曇りを取り除くためにコーティングが有効になります。

どうやってコーティングすればいいの?

コーティングにオススメの資材をご紹介します。

  1. コーティング用レジン液
  2. マニュキュアのトップコート
  3. ノンワイプトップコート

コーティングにオススメの資材ひとつめは、

コーティング用レジン液!

名前の通り、コーティング専用のレジン液になります。
通常のレジン液となにが違うのか?
コーティング用レジン液は、液体を薄く伸ばし広げることを想定したつくりとなっています。
通業のレジン液は、薄く塗り伸ばすと硬化のときに不具合が発生しやすいです。
具体的に説明すると、ベタつきが残りやすいです。
たいしてコーティング用レジン液は、薄く塗り伸ばしてもベタつきが残りません。
ひとつあると重宝するので、コーティング用レジン液オススメです!

コーティングにオススメの資材ふたつめは、

マニュキュアのトップコート!

これなら、つるっと仕上がる上にベタつくことがありません。
耐久性がいまいちなのが難点ですが、マニュキュアのトップコートは持っている方も多いのではないでしょうか?
一番お手軽に試せるので、マニュキュアのトップコートオススメです。

コーティングにオススメの資材みっつめは、

ノンワイプトップコート!

ノンワイプトップコートは、マニュキュアのトップコートと同じくネイル用資材です。

UVレジンと同じように、紫外線の光で硬化する資材です。
ノンワイプトップコートはマニュキュアのトップコートに比べて耐久性がある上に、最近ではダイソーやセリアで手にいれることができます。
ダイソーやセリアで買えるのマジ便利ですよね…。

個人的にセリアのノンワイプトップコートがオススメです!

動画でわかりやすく解説

メンバー限定の動画もあります。

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