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レジンがベタつく…100均のレジン液は無理?道具を使わずあら不思議

こんにちは、こうやみです!

今回のお悩み

100均のレジン液で作った作品がベタベタします。
ベタつきをとるのは無理なのでしょうか?

今回は、このお悩みに答えていきます。
道具が必要のない一番簡単なベタつき解消方法をお教えします。

そもそも、なんでベタベタするの?

さぁ、レジンやるぞ!
やる気たっぷり、気合いたっぷり。
液体レジンに紫外線をあて、硬化するのをドキドキ待つ。
本当に液体が個体になった!かがくのちからってすげー!
ウキウキと作品を触った瞬間…………あれ?

なんかベタベタする(´;ω;`)

絶望にひれ伏します。

やり方が悪かったのか?
いいや、安いレジン液を使ったのが悪かったのか?
わ、わからない。。。

結論から申し上げますと、未硬化のレジンが残っているためにべたつきます

え? じゃあ完全に硬化させるために、もっとライトを照射すればいいの?

答えは、YseでありNoです。
ライトの照射時間が足りずにベタつく場合は、追加で紫外線を浴びせましょう。
問題は、ライトの照射時間が足りているにも関わらず硬化しない場合です。
わたしの経験からですが、
ライトを30分以上あてても硬化しないレジン液が存在します。
通常、ライトを使用すれば2分程度で硬化します。
30分で硬化しないのは、未硬化レジンができるレジン液であると考えます。

未硬化レジンはなぜできる?

レジン液は、UV(紫外線)を照射すると化学反応を起こして個体になります。
このとき、化学反応を酸素が邪魔して起こるのが、未硬化レジンです。
そのため、中はしっかり硬化しているのに、表面が硬化しない…という現象が起きます。

【こうやみメモ】
あなたは、シリコンモールドで作品をつくったとき、
「表面はベタつくのに、シリコンモールドと接している面はツルツルする!」
という、不思議な現象を体験したことはありますか?

なぜこんな現象が起きるのか?

シリコンモールドと接している面には酸素が触れないため、
表面がベタついてもシリコンモールドと接している面はしっかり硬化しているという場合があるのです!

未硬化レジンができない!レジン液

レジン液は、値段と品質が比例するといわれています。
つまり、安いレジン液はそれなりの品質です。
ベタつきが残るレジン液も多いです。
…まぁ、安いからしょうがないね!

一方、未硬化レジンができないレジン液もあります。
いわゆる、高級レジン液と呼ばれるものです。
具体的な商品だと、



どちらもわたしが愛用している商品です。
どちらも値段が高めの商品ですが、5g計算154円以下です。
100均のレジン液は5gのものが多いので、少しプラスすると買えます。
サクッとベタベタ問題を解消したい人は、レジン液の変更も検討してみてください。

レジンのベタベタ解消方法!

なんとなく、レジンのベタベタの原因がわかりましたかね?
では!本題に入ります!
レジンのベタベタを解決する方法は、いくつかあります。
今回は、特に「知りたい!」とお声をいただいた方法をご紹介します。
ちなみに、YouTubeでも動画付きで詳しく解説しています。
1番↓に載せておくので、動画の方がわかりやすいという方はよければどうぞ!

では早速、ベタベタの解消方法を…といいたいところですが、
ひとつだけ、確認事項があります。
それは、作品の表面は綺麗な状態であるか。
ベタつきをとることができても、表面に汚れがあったらばっちい作品になります。
以下の項目、しっかりチェックしてください。

  • ホコリはついていませんか?
  • ゴミはついていませんか?
  • シワがよっていませんか?
  • 凸凹していませんか?
  • 指紋がついていませんか?

あなたのベタベタ作品の表面は、綺麗な状態ですか?

今回紹介する方法は、未硬化レジンを強制的に硬化させる方法です。
つまり、表面のベタベタを硬化させるため、表面にゴミやシワがあればそのまま固まります。
硬化後に綺麗にするのは大変です。
固まる前に綺麗な状態にしておきましょう。

それでは、ベタベタ解消方法がコチラ!

・・・・・?
え? なにこの画像?
そう思った方もいるでしょう。
文字で説明すると、「日当たりの良い場所に置く」がベタベタ解決方法です。
いやいや、文字にしてもわからないんだけど。。。どういうこと?

みなさんもご存知の通り、太陽光にも紫外線が含まれています。
太陽の力を借りて、強制的に硬化させます。
ええ…紫外線ライトたっぷりあてたよ?でも無理だったんだから、
太陽光で固まるわけないじゃん…。
疑う気持ち、わかります。でも、一度試してみてください。
お金もかかりません。特別な道具もいりません。
騙されたとしても痛手はありません。

そうそう、ホコリ対策を忘れずに。

こんな感じで、透明の容器を被せましょう。
写真映えのために見栄えのいい容器を使っていますが、なんの容器でもかまいません。
ただ、紫外線を遮ってしまうと効果がなくなるので注意します。

この状態で、数日~1週間放置します。

天気や気温に左右されるので、明確な基準を提示できませんが、
1週間もあれば、あら不思議!ベタベタがなくなっています。

【こうやみメモ】
今回の方法を試してみて、
表面はツルツルになったけど裏面がまだベタベタする…
という場合は、裏面を上にしてもう一度太陽光にあててみてください。
両面やるのが大変…という方は、置き方を工夫してみるといいです!

また、シリコンモールドと接している面のベタベタはとれません。
なので、シリコンモールドからしっかりはずしてから試してみてください!

ベタベタ問題まとめ

  1. ベタベタの正体は、未硬化レジン
  2. 未硬化レジンができるレジン液、できないレジン液がある
  3. ベタベタを解決する前に、作品の表面チェックをしよう
  4. ベタベタを解消するのに特別な道具はいらない
  5. 未硬化レジンを強制的に硬化する方法がある

もし今回の方法でベタつきがとれない場合、別の解決策もありますのでご安心ください!
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