みなさんこんにちは、こうやみです!
今回はレジン初心者さんの失敗談をもとに、5つのポイントについてお話していきます。
知っておくだけでレジンが上達するので、ぜひ最後までお見逃しなく!!
理解しやすいように、はじめに5つのポイントを教えておきます。
- レジン液とライトには相性がある?!
- レジン液接着剤として使えない?
- 表面が硬化しているのに、中が硬化してない?!
- 説明書の硬化時間では、完全硬化しない?!
- レジンに触るとアレルギーになる?!
ではさっそく、それぞれのポイントを詳しく解説していきます!
レジン液とライトには相性がある?!
レジンは、紫外線の光を照射して液体を個体に変化させるハンドメイドです。
つまり、レジンをするにはレジン液と紫外線の光が必要になります。
紫外線の光とは、太陽光を利用することもできますが、紫外線の光を発生するライトもあります。
紫外線の光を発生するライトがあるの?
紫外線の光を発生するライトとは、こんなの。
ちなみにこのライト、手芸店で買うと8,000円するので通販での購入がマジオススメです。
こちらのライト、商品ページに飛んでいただくとわかりやすいのですが、波長というものが存在します。
紫外線には波長というものが存在し、こちらのライトはすべての紫外線の波長を発生しません。
ではどの波長のライトを購入すればいいのか?
レジン液の種類によって必要な波長が変わります。
上記で紹介したライトは広い範囲の波長を発生しますが、UVライトやLEDライトとだけ記載があるものは波長の範囲が狭いです。
つまり、固めることができるレジン液の種類が限られてきます。
特にこれからライトを購入する方は、UVライトは避けてください。
なぜなら、現在主流になっているレジン液はLEDレジン液だからです。
LEDレジン液は、LEDライトでしか硬化しません。
UVライトで硬化することができないので、UVはオススメできません。
じゃあ、LEDライトを買えばいいのか?
私がオススメするのはUV-LEDライトという、UVの波長もLEDの波長もカバーするライトです。
こちらがUV-LEDライトです。
私ももちろんUV-LEDライトを使っています。
本題に入ります。
レジン液とライトには相性があります。
なぜなら、レジン液によって硬化するときに必要になる紫外線の波長が異なってくるからです。
UV-LEDライトを使えば、ほとんどのレジン液に必要な波長をカバーすることができます。
ただ、レジン液の種類によって必要な波長が異なります。
お気に入りのレジン液が見つかったら、そのレジン液に合ったライトを購入するのが確実です。
レジンは接着剤として使えない?
結論からいいます。
レジンは接着剤として使うことはできません。
1つめのポイントでもいいましたが、レジンは紫外線の光を照射することにより液体を個体に変化させるハンドメイドです。
そう。
光が届かなければ、固まらないのです。
また、たとえ光が届いて硬化することができても、レジンは接着力があるわけではありません。
レジンを接着剤として使うのではなく、接着には接着剤を使うのが確実です。
オススメの接着剤はコチラ。
表面が硬化しているのに、中が硬化してない?!
3つめのポイント。
レジン液に紫外線の光を照射すると、液体が個体になります。
この液体が個体になる現象を硬化と呼びます。
紫外線の光を照射したレジンが固まった、ウエーイ!
と喜ぶのはまだ早いです。
なぜなら、表面だけ硬化して、中が硬化していないということはよくあります。
なんで中まで硬化しないの?!
なぜ表面だけ硬化して、中まで硬化しないのか?
原因はいくつも考えられます。
たとえば、
- 着色料を入れすぎた
- 紫外線の光が不足している
- レジン液を入れすぎ
作っている作品や封入している素材によって原因は変わってきます。
中まで硬化しているか、どうやって見分けるの?
爪楊枝で表面をぐーーーーっと押してみてください。
そのとき、気泡が発生したら中は液体のままです。
ただ、気泡が発生しない場合も確実に固まっていると断言はできません。
では、どうすればいいのか?
日の当たる窓辺に、一週間程度放置してください。
太陽光をじっくりあてることで、中までしっかりがっちりと固まります。
あまり光をあてすぎると黄変してくるので、様子をみながら調整してください。
説明書の硬化時間では完全硬化しない?!
レジン液には、必ず説明書が付属しています。
紙の説明書が付属している場合もありますし、ボトルのラベルに記載がある場合もあります。
この説明書を守ることは、大前提です。
ですが、この説明書を守っても失敗することはあります。
具体的に説明すると、説明書には硬化時間の記載があります。
記載通りの時間で硬化しても、硬化しないということはよくあります。
ちゃんと説明書を守ったのになんで硬化しないの?
硬化しない原因は、光がきちんと届いていないせいです。
レジン液をモールドに注いでみたり、着色料で色をつけたり、封入パーツを入れてみたり…
紫外線の光が届かなくなれば、とうぜん硬化しません。
じゃあ、どうすればいいの?
届かなくなった分の光を届ければ、硬化することができます。
つまり、紫外線の光の照射時間を伸ばします。
具体的に説明すると、説明書に記載がある2~3倍の時間ライトを照射します。
このとき、説明書のワット数をあわせることも大事になります。
もし説明書に記載があるライトがワット数30W、あなたが所持しているライトが15Wだった場合、15Wのライトを2倍の時間照射することで30Wを照射したことになります。
ただ、光の散り具合によって照射量が足りなくなることもある点に注意してください。
レジンに触るとアレルギーが出る?!
あなたはレジンアレルギーとう言葉を聞いたことがありますか?
レジンによって肌が荒れることがあります。
レジンは肌が荒れる イコール レジンは危険。
と勘違いしている方がよくいらっしゃいます。
レジンによる肌荒れが起きるのは、主に硬化前のレジン…つまり、レジン液が肌につくと肌が荒れることがあります。
完全に硬化したレジンは、安全です。
ただ、硬化しそこなった、硬化不良のレジンはとても危険です。
レジン液に紫外線の光を照射し、硬化しているときになんらかしらの不具合が起きることがあります。
これを硬化不良と呼びます。
先述した、表面だけ硬化して中が液体のまま…というのも硬化不良です。
また、表面にベタつきが残るのも硬化不良です。
硬化不良にならない方法は、YouTubeで解説しています。
ぜひ参考にしてください!